日本のウイスキー、「サントリーローヤル」のご紹介 

日本のウイスキー

サントリーローヤルは、サントリーが販売している日本のブレンデッドウイスキーです。

サントリーで販売されたのは1960年。

長い期間販売されている銘柄で、甘く華やかな風味や優しくなめらかな口当たりが特徴です。

今回は、このサントリーローヤルについて詳しく紹介していきます。

サントリーローヤルのことを深く知りたい人や、サントリーローヤルを今まさに頼もうか買おうか迷っている人の参考になるような情報を提供していきます!

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サントリーローヤルはこんな時に買う・注文すべき

サントリーローヤルのことを知りたいと思い、この記事を読んで頂いてる皆さん。結局、ボトルを買うべきか、今飲むべきかで迷っていると言う方も多いかと思います。

そんな方の決断をサポートするために、場面ごとに買うべきか・注文すべきかpeatyなりの見解を示したいと思います!代表的なラインナップについて、記載させていただきます!

サントリーローヤルの歴史

2022年に発売された「寅年」ボトルのサントリーROYAL

サントリーローヤルの始まりは1960年。サントリーの60周年を記念する目的で発売されたのが最初です。

当時、人気の高かったサントリーオールドのプレミアムラインという位置づけで販売されました。

そのため、発売当初は家で晩酌用に買うというよりは、ギフト用や大切な時に飲むウイスキーとされていました。高価なものだったため、通常時に飲めるのは一部の富裕層のみだったとも言われています。

サントリーローヤルを手がけたのは、サントリーの初代マスターブレンダーである鳥井信治郎氏です。

鳥井信治郎氏は、マスターブレンダーとして様々なウイスキーを世に送り出してきました。その中でも最高傑作で彼の最後の作品とされているのがサントリーローヤルです。

ちなみにサントリーローヤルのボトルは、独特な形をしていますが、これは「酒」という文字の右側の「酉」という漢字をイメージしたものです。

この「酉」という漢字は、干支の“とり”だけではなく、酒器といった意味もあるそうです。

また、ボトルの栓の部分は、「椎尾神社の鳥居」からインスピレーションを受けて作られたものだそうです。

実は、この神社は山崎蒸溜所の奥にある神社で、鳥井信治郎氏がなんども足を運んでいた神社でした。

サントリーローヤルを開発していた時に、鳥井信治郎氏はすでに80歳になっていたため、後継者である佐治敬三氏や、初代チーフブレンダーの佐藤乾氏も携わり、1960年の販売を迎えました。

その後、鳥井信治郎氏は発売から2年後の1962年に他界したため、鳥井信治郎氏の遺作とも言われています。

1980年代になると山崎・白州・響のようなサントリーを代表するウイスキーが発売されたことで、サントリーローヤルは気軽に飲める位置づけへと変化していきました。

大きく変化があったのは、1998年の酒税法改正です。このタイミングでローヤルの価格も下がったため、富裕層以外の家庭でも手に取りやすい価格帯になりました。

サントリーが手がけたウイスキーの中では初期に販売された歴史がある銘柄です。その歴史も含めて、今でも多くのウイスキーファンから親しまれています。

サントリーローヤルの製法の特徴

黄金比のブレンド

サントリーローヤルは、日本人でも飲みやすい味わいにするためにブレンドにこだわって作られました。

初代マスターブレンダーでもある鳥井信治郎氏は、ブレンダーとしても秀でた才能を持っており、日本人の味覚にあう香りや味わいを追求し続けて、最高品質のウイスキーローヤルを完成させました。

そのブレンド比率は「黄金比」と呼ばれるほどです。

そのためサントリーローヤルは鳥井信治郎氏の長年の経験や知識が詰まった1本ともいえます。

また、サントリーローヤルができたのは1960年。

当時は山崎蒸留所しかなかったため、知多や白州の原酒は使用していませんでした。

そのため、原酒の選択の幅は狭く、今よりブレンド比率が大切だった時代と言えます。

ラベル

https://www.suntory.co.jp/whisky/royal/royal.html

サントリーローヤルは販売してから80年以上経っているロングランウイスキーです。

そのため、時代やニーズに合わせてラベルも変化を遂げてきました。

発売当初は、サントリー創業60周年という意味と、1960年発売に合わせて「’60」とラベルに記載されていました。

1980年代になると、SUNTORY ROYALから頭文字をとり、「SR」の表記に変わります。

1995年以降になると12年もののラインナップが増えたことで「AGED 12 YEARS」という文字がメインのラベルに変更。

2002年にはメタル調のキラキラしたラベルに変わり、2008年には首掛けがラベルに印刷されたデザインに変更になっています。

色々なラベルのローヤルを集めてみるのも面白いかもしれません。

味わいとラインナップ

サントリーローヤル(700ml)

サントリーローヤルは甘くて華やかな香りとなめらかな口当たりが特徴的です。フィニッシュはすっきりとした余韻が続きます。

1960年にサントリー60周年を記念して作られた銘柄で、現在販売されているラインナップはノンエイジのサントリーローヤルのみです。

販売当初は、日本人の味覚に合わせて作られており、サントリーオールドのプレミアムラインとして販売されました。

キーモルトは、山崎のパンチョン樽の原酒と白州竹炭ろ過原酒の2つです。

見た目も重厚感があり置いておくだけでも様になるため、ギフトや自宅で楽しむのにおすすめです

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サントリーローヤルスリムボトル(660ml)

サントリーローヤルには、メインの700mlのレギュラー商品とスリムボトル(660ml)があります。

レギュラー商品のボトルに比べてスリムで置き場をとらないため、スリムボトルを採用しているお店などもあります。

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現在はオフィシャルには販売されていないですが、過去には期間限定で以下のような銘柄を販売していました。

・サントリーローヤルプレミアム12年 ブルーラベル

・サントリーローヤル12年 黒ラベル

・サントリーローヤル15年

・サントリーローヤル15年 ゴールドラベル

サントリーローヤル プレミアム12年 ブルーラベル

サントリーローヤルプレミアム12年 ブルーラベルは、1995年〜1997年に販売されていた銘柄です。

華やかな香りにカカオやレーズンなどの甘み、オークの余韻も感じられます。

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サントリーローヤル12年 黒ラベル

1997年にプレミアム12年がリニューアルされた際に販売された黒ラベルのウイスキーです。

華やかな香りやダークベリーの味わいを楽しめます。

香りは木苺ジャム、麦芽クッキーの香ばしさ、ダークベリーの甘味と酸味も感じることができます。

サントリーローヤル 15年

15年以上の原酒を使って作られたサントリーローヤルの中では一番高級感のある銘柄で、1997年〜2007年に販売されていました。

シェリー樽由来の芳醇な香りや熟成感のあるレーズンのような味わいが上品な逸品です。

サントリーローヤル15年 ゴールドラベル

ギフト向けに販売されたボトルで、サントリーローヤルプレミアム12年の後継としてリリースされています。

ゴールドのラベルとウイスキーの色のコントラストが高級感を感じられ、まさにギフトにぴったりのボトルです。

ブラックベリーや紅茶の上品な香りに、メープルやオレンジの味わい、リッチな口当たりが楽しめます。

まとめ

サントリーローヤルはだるま(サントリーオールド)と並ぶウイスキーの不朽の名作ですね。ウイスキー好きとしては1本手元に置いておいても良いのではないでしょうか。

是非他のサントリーのウイスキーについても記事を読んでみてくださいね!

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