日本のウイスキー、「ブラックニッカ」のご紹介

日本のウイスキー

ブラックニッカは、日本で作られるブレンデッドウイスキーです。

ジャパニーズウイスキーの父とも呼ばれる竹鶴政孝が創業したニッカウヰスキーのブランドの1つで、今でも世界中にファンを抱えています。

フルーティーでコクのある甘さやほんのり苦味も感じられる味わいは、とても飲みやすく、ウイスキー初心者の方にもおすすめのブランドです。

それでは、ブラックニッカを詳しく紹介していきます。ブラックニッカのことを深く知りたい人やブラックニッカを今まさに頼もうか買おうか迷っている人の参考になるような情報を提供していきます!

編集部
編集部
  • ブラックニッカは、ニッカウヰスキーのブランドの1つ。世界中にファンが多い。
  • ウイスキー初心者でも飲みやすい、フルーティな甘さとほんのりとした苦味が特徴。
  • 飲みやすさの理由は、余市と宮城峡、2つの蒸溜所で作られる原酒をブレンドしていることにある。
  • 瓶に描かれたおじさんの顔も有名で、長くファンから愛されている。
  • ジャパニーズウイスキーの父ともいわれる竹鶴政孝の「ニッカウヰスキーを日本を代表するウイスキーにしたい」という思いのもと、製造を開始。現在では、ニッカウヰスキーが製造を行い、アサヒビールが販売を行っている。
  • 2024年4月より10%ほどの値上げ予定。
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ブラックニッカはこんな時に買う・注文すべき

ブラックニッカのことを知りたいと思い、この記事を読んで頂いてる皆さん。結局、ボトルを買うべきか、今飲むべきかで迷っているという方も多いかと思います。

そんな方の決断をサポートするために、場面ごとに買うべきか・注文すべきかpeatyなりの見解を示したいと思います!代表的なラインナップについて、記載させていただきます!

味わいとラインナップ

ブラックニッカは、フルーツやバニラ、樽由来のウッディな香りなど多様な風味や味わいを感じられるのが特徴です。それでは、各ラインナップごとに細かく特徴を見ていきます。

  • ブラックニッカ クリア
  • ブラックニッカ リッチブレンド
  • ブラックニッカ ディープブレンド
  • ブラックニッカ スペシャル
  • ブラックニッカ8年
  • ブラックニッカ ブレンダーズスピリット
  • ブラックニッカ クロスオーバー
  • ブラックニッカ リッチブレンドエクストラシェリー
  • ブラックニッカ リッチブレンドコンフォートアロマ
  • ブラックニッカ ディープブレンドエクストラスイート
  • ブラックニッカ ナイトクルーズ

ブラックニッカ クリア

ブラックニッカ クリアはブラックニッカのスタンダード品です。黒いラベルにカラーのローリー卿(おじさん)のロゴが入っています。

ノンピート(ピートを焚いていないウイスキー)のモルトを原酒に使用しているため、クセの少ないクリアな味わいが特徴です。

モルトなどの穀物由来の甘い香り、口に含むとすっきりとした軽やかな味わい、フィニッシュもクセのないクリアな風味を楽しめます。

おすすめの飲み方は、ハイボールです。クリアな風味は、ハイボールにするとさらに爽快感が増します。

小売価格は700mlで900円ととてもリーズナブルな上にクセが少なく飲む人を選ばない味わいでとても人気がある銘柄です。ウイスキー初心者の方やブラックニッカを初めて飲む方におすすめです。

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ブラックニッカ リッチブレンド

ブラックニッカ リッリブレンドは、シェリー樽熟成のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして作られたウイスキーです。具体的な比率は明かされていませんが、シェリー樽由来の原酒の比率が多いため、甘さやフルーティーさを楽しめます。

香りは、樽由来の甘い香りやフルーティーな香りが際立ちます。口に含むと滑らかな口当たりとコクを感じられる味わいを楽しめます。

「ブラックニッカ リッチブレンド」の風味を堪能したい方におすすめの飲み方はストレートです。飲みやすさだけではなくコクも堪能できるため、「ブラックニッカ クリア」よりも深みを楽しみたい方におすすめです。

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ブラックニッカ ディープブレンド

ブラックニッカ ディープブレンドは、コクやモルトの甘さ、心地良いピート感など豊かな味わいを楽しめるウイスキーです。

香りはモルトやバニラのような甘い香り、味わいはウッディさや心地よいピートも感じられます。フィニッシュはほろ苦いなめらかな風味がゆったりと続きます。

甘さやピート感を楽しみたい方はストレート、アルコールの刺激をまろやかにして飲みたい方はロックやハイボールがおすすめです。「ブラックニッカ クリア」がアルコール度数37%に対して、ディープブレンドは45%と比較的高くなっているため、強めのウイスキーが好きな方にもおすすめです。

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ここまでのクリア(黒)リッチ(赤)ディープブレンド(青)の3種類がスタンダード品となり、色々なところで容易に見つけられるシリーズです。

ブラックニッカ スペシャル

ブラックニッカ スペシャルは、初代ブラックニッカの後継品ともいわれているウイスキーで、ブラックボトルにブラックニッカの顔ともいえる「ローリー卿」のイラストが大きく描かれています。

ブラックニッカの製法の特徴ともいえるカフェグレーンと余市蒸留所、宮城峡蒸留所で作られたモルト原酒をブレンドして作られています。

そのため、コクのあるモルトの甘い香りやなめらかなカフェグレーンの香りが広がります。口に含むとまろやかでコクのある甘さやほろ苦さも楽しめます。フィニッシュもまろやかで甘い風味がほんのり続きます。

おすすめの飲み方は、ハイボールでさっぱり飲む方法です。甘さとほろ苦さをバランスよく楽しみたい方におすすめです。お値段も720mlで1500円前後でとてもコスパもよく、どんな飲み方でも楽しめるため、自宅に1本置いておくのも良いでしょう。

ブラックニッカ8年

ブラックニッカ8年は、8年以上熟成させた原酒をブレンドして作られたウイスキーです。原酒は余市蒸留所と宮城峡蒸留所のモルトとカフェグレーンをブレンドしています。2015年から2022年まで販売されており、現在は終売しています。

シェリー樽由来のフルーティーな香りとウッディな香り、そして甘さやスモーキーさも感じられます。口に含むとバニラやレーズンのような甘みやビターなほろ苦さ、フィニッシュは、ピートやウッディな風味を楽しめます。

他のブラックニッカの銘柄に比べるとピート感やスモーキー感を強く感じられるため、どっしりとした味を堪能したい方にはおすすめです。

すでに終売してしまっているため、バーなどで見かけたらぜひ飲んでみてください。

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ブラックニッカ ブレンダーズスピリット

ブラックニッカ ブレンダーズスピリットは、ブラックニッカの60周年を記念して2016年と2017年に数量限定で販売されていたウイスキーです。ボトルが青いためファンの中では「青ひげ」と呼ばれることもあります。

余市蒸留所で1956年に作られた貴重なモルト原酒や25年以上熟成させたカフェグレーンも使用しており、ブラックニッカ通からは注目度の高い銘柄だったことが分かります。

チョコレートなどのビターで甘い香りやピートを感じる香りと長期熟成からくる芳醇でまろやかな味わい、フィニッシュはビターやスモーキーな風味が続きます。

現在はネットで取引されるものをたまに見かけますが、1万円以上の高値で取引をされており、バーで見かけることも多くはありません。希少価値の高いウイスキーなので、もし出会えたら飲んでみてはいかがでしょうか。

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ブラックニッカ クロスオーバー

ブラックニッカ クロスオーバーは2017年に数量限定で販売されたウイスキーです。

ノンエイジですが、余市蒸留所のヘビーピートモルトと宮城峡蒸留所のシェリー樽熟成のモルトをブレンドして作られています。

シェリー樽由来のバニラやスモーキーさを感じる香り、ピーティでスモーキーな味わい、プラムの酸味とスモーキーな余韻が長く続きます。

クロスオーバーの豊かな味わいをダイレクトに味わいたい方はストレートがおすすめです。すでに終売してしまっているため、こちらもバーなどで見つけたら飲んでみましょう。

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ブラックニッカ リッチブレンドエクストラシェリー

ブラックニッカ リッチブレンドエクストラシェリーは、リッチブレンドシリーズの中で初めて限定で販売されたウイスキーです。

ノンエイジですが10年以上熟成させた宮城峡蒸留所のシェリー樽熟成で作られたモルト原酒も使っています。

シェリー樽由来のフルーティーな香りや甘い香り、その奥にピート香やスパイスのような香りもほんのり感じられます。

味わいはハチミツ系の甘さとなめらかでリッチな口当たり、余韻はほんのりビターな甘さが続きます。

甘さを堪能したい方はロックやストレート、さっぱり爽快感を楽しみたい方はハイボールがおすすめです。

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ブラックニッカ リッチブレンドコンフォートアロマ

ブラックニッカ リッチブレンドコンフォートアロマは、リッチブレンドの甘さやフルーティーさ、コクをさらに強く感じられるウイスキーです。

熟したフルーツのような甘い香りやまろやかなモルト香、口に含むと芳醇なコクや甘さを感じられます。フィニッシュはほんのりビター感が続きます。

ストレートやロックでリッチブレンドコンフォートアロマの個性をじっくり楽しむのがおすすめです。甘くフルーティーで飲みやすいウイスキーのため、ウイスキー初心者にもおすすめです。

ブラックニッカ ディープブレンドエクストラスイート

ブラックニッカ ディープブレンドエクストラスイートはディープブレンドシリーズの1つで2018年に数量限定で販売されたウイスキーです。

余市蒸留所で新樽を使って10年以上熟成させたモルト原酒と宮城峡蒸留所のモルト原酒にカフェグレーンをブレンドしています。

新樽を使っているためウッディな香りはもちろんのこと、ナッツや甘い香りも特徴です。味わいは、なめらかでコクやバニラの甘さを楽しめます。ミルクチョコのような甘い余韻が続きます。

おすすめはストレートやロックですが、甘くて飲みやすい銘柄のため、さっぱり飲みたい方はハイボールもおすすめです。

ニッカウヰスキー
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ブラックニッカ ナイトクルーズ

ブラックニッカ ナイトクルーズもディープブレンドシリーズの1つで2019年に数量限定で販売されていたノンエイジのウイスキーです。

余市蒸留所のヘビーピートモルトと宮城峡蒸留所のカフェグレーンなどを原酒として使用しており、スモーキーでまとまりのある味わいが特徴です。

香りは、新樽由来のウッディな香りやほんのりピート香も感じます。口に含むと柔らかい甘さやピーティさ、ほのかなスモーキーさも楽しめます。余韻は、香ばしいピート香やビターな甘さがふんわり続きます。

スモーキーさは感じられるものの、甘さも楽しめるため飲みやすいボトルです。アルコール度数は45%とやや高め(通常のディープブレンドと同じ)のため、ストレートやロックでじっくり楽しむのがおすすめです。

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ブラックニッカの歴史

ブラックニッカは、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝が「ニッカウヰスキーを日本を代表するブランドにしたい」という想いから作られました。

ニッカウヰスキーは1934年に1つ目の蒸留所である余市蒸留所が完成し、1940年に初のニッカウヰスキーをリリースしました。初代ブラックニッカのリリースは1956年ですが、この時はまだ余市蒸留所しかなかったため、余市蒸留所のモルト原酒がベースのブラックニッカを作っていました。

そして、余市蒸留所設立から22年後の1959年に兵庫県の西宮蒸留所が完成し、その3年後にカフェ式蒸留器を使った質の良いグレーンウイスキーが作れる環境が整います。その後、1965年にカフェグレーンをブレンドに使ったブラックニッカが完成しました。

その後もブラックニッカは変化と進化を続けます。1969年には宮城峡蒸溜所が完成し、余市蒸留所・宮城峡蒸溜所のモルト原酒と西宮蒸留所のカフェグレーンの3つをベースとしたブレンドができるようになりました。

さらに1985年にはブラックニッカスペシャル、1997年位はノンピートウイスキーであるブラックニッカクリアをリリース。

このように世の中のニーズに合わせて様々な銘柄を世に出してきた点もブラックニッカが長く愛されている理由の1つといえます。

少し余談になりますが、ブラックニッカには誰もが一度は見たことがあるほどの有名なおじさんのキャラクターがボトルに描かれています。

ウイスキーのテイスティンググラスと大麦を手に持っているキャラクターで、ウイスキー通やブラックニッカのファンからは、「ローリー卿」と呼ばれることもあります。

諸説ありますがこのおじさんのモデルは、イギリスのW.Pローリー氏であるといわれています。W.Pローリー氏は、ブレンドの王様とも呼ばれており、ブレンドウイスキーの第一人者でもあります。

ボトルの種類や時代によって形を変えていますが、長い間ブラックニッカとともに愛されているキャラクターといえるでしょう。

なお、ブラックニッカはニッカウヰスキーが製造してアサヒビールが販売をしています。

ブラックニッカの製法の特徴

現在ブラックニッカはニッカウヰスキーが所有している余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所の原酒を使って作られています。

それぞれの蒸留所が別の役割を持っており、2つの個性を生かしたブレンドをすることでブラックニッカの甘くまろやかで飲みやすい味わいが作られています。

余市蒸留所の原酒は、個性のある味わいが特徴的です。これはポットスチルを使った伝統的な手法で蒸留しているためです。

一方、宮城峡蒸溜所の原酒はまろやかでクリア、クセのない味わいが特徴的です。これはカフェ式連続式蒸留機を使っているためです。

カフェ式連続式蒸留機は、1830年代にスコットランドで開発された機械ですが現在は世界でも稼働している蒸留所が少ない製法です。

カフェと聞くとコーヒーのような風味を思い浮かべますが、これは開発者のイーニアス・カフェから名付けられました。

通常のグレーンウイスキーに比べて原料の甘さがしっかりと感じられるのが特徴です。

現在、多くの蒸留所が使用している連続式蒸留機は、アルコール度数を高くすることができますが、その分原料由来の香り成分も一緒になくなりやすくなっています。

一方、カフェ式連続式蒸溜機は原料からくる香りがしっかりと残る仕組みになっています。現在の連続式蒸留機に比べると、旧式でできているため蒸留効率が下がってしまうというデメリットもあります。そのため、通常のグレーンウイスキーに比べて原料の甘さがしっかりと感じられるのが特徴です。

導入した当時でもすでに旧式という立ち位置だったカフェ式連続式蒸溜機ですが、竹鶴政孝が味わいにこだわり導入をしました。

このカフェ式連続式蒸溜機によって原料由来の味わいを感じられるグレーンウイスキーが作れるようになり、ブラックニッカの味わいの一部を担っています。

まとめ

ブラックニッカについての情報をまとめました。余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所の原酒を使ったウイスキーをこの金額で飲めるならとても良いですよね。デイリーユースにぴったりなウイスキーの一つです。

ローリー卿のボトルデザインも良いですよね。部屋に飾りたくなります!

2024年4月には値上げを予定されていますが、まだまだお手頃で手に入れやすいウイスキーです。飲みやすさも特徴ですので、ぜひ手にとってみてくださいね。

他の銘柄についてもまとめてますので、もしよろしければ読んでみてください!

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