【ブレンデッドウイスキー碧 -Ao- 】Aoの種類、味、おすすめの飲み方、歴史などをご紹介

日本のウイスキー

碧Aoは、サントリーが販売している日本のブレンデッドウイスキーです。

華やかでフルーティーな香りや滑らかな飲み心地に、ほんのり甘さやスモーキーさも感じられる銘柄です。

サントリーが所有する世界5大ウイスキーの蒸溜所の原酒を絶妙なバランスでブレンドし、作り上げたウイスキーです。まさにサントリーでしか作れない味で、ワールドウイスキーとも呼ばれています。

今回は、この碧Aoについて詳しく紹介していきます。

碧Aoのことを深く知りたい人や・碧Aoを今まさに頼もうか買おうか迷っている人の参考になるような情報を提供していきます!

編集部
編集部
  • 碧aoは、世界5大ウイスキーの原酒をブレンドして作り上げられたサントリーのワールドウイスキー。
  • それぞれの原酒を絶妙なバランスで配合し、個性を引き出しているため、さまざまな味わいを感じることができる。
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味わいとラインナップ

碧Aoは華やかでフルーティーな香りや滑らかな飲み心地、甘さとスモーキーさを味わえるのが特徴です。

それでは、各ラインナップごとに細かくその特徴を見ていきましょう。

サントリーワールドウイスキー 「碧Ao」

碧Aoのスタンダード品(ノンエイジ)です。

香りは、バニラやフルーティーさを感じさせ、華やかです。ウッディな香りも感じられます。味わいは滑らかでほんのり甘さを感じた後に、スパイス感が出てきます。フィニッシュは、甘さ・スモーキーさ・ウッディさを絶妙なバランスで感じることができます。

おすすめの飲み方は、ハイボールです。ハイボールにして飲むとフルーティーさが高まり、初心者の方でも飲みやすいウイスキーになります。

サントリーワールドウイスキー 「碧Ao」SMOKY PLEASURE

「碧Ao」SMOKY PLEASUREは、2022年6月7日に新発売した碧Aoの数量限定のラインナップです。

世界の蒸留所から集められた原酒を使ったウイスキーということには変わりありませんが、その中でも特にスモーキーさを楽しめる原酒を多く使った銘柄です。

スタンダード品と同様、ノンエイジのウイスキーですがスモーキー感をより楽しみたい方にはおすすめの逸品。

スコッチウイスキーの特長である力強いスモーキー感だけではなく、なめらかさも感じられる味わいです。

ちなみにパッケージはスタンダード品と異なるグレーを使ったことで、スモーキー感を表現しているそうです。

世界各地のスモーキーを1本にした豪華な銘柄で簡単に入手することは難しいので入荷しているバーやお店などで探すのがおすすめですよ。

碧Aoの歴史

世界5大ウイスキーの原酒をブレンドした新しいウイスキーができた経緯を紹介します。

始まりは2014年、サントリーが、ジムビームの買収により世界5大ウイスキーの蒸溜所を全て所有することになったのがきっかけです。

ビーム社は、アメリカンウイスキーでもある世界でも人気の高いバーボン「ジムビーム」を販売している企業でした。

サントリーは、アメリカンウイスキー以外のスコットランド・アイルランド・カナダ・日本の蒸留所を所有していました。そのためこの買収により、サントリーに5大ウイスキーの蒸溜所が揃うことになったのです。

そして、サントリー社内で世界5大ウイスキーが揃ったのだから、それをブレンドしたウイスキーを作ろうという声が大きくなっていきました。こうして、世界5大ウイスキーのブレンドへの挑戦が始まりました。

ブレンドをしたのは、チーフブレンダーである福與伸二氏。

初めは、5大ウイスキーの原酒をブレンドしたウイスキーという新しさから、マーケティングや広告戦略の話ばかり進んでおりどのようなブレンドにするか、イメージがつかなったとのこと。

しかし、なんども試行錯誤を続けた結果、ワールドウイスキーと呼ばれるウイスキーが誕生したのです。

福與伸二氏はそれぞれのウイスキーの個性を生かすことを重要視してブレンドをしたそうです。

その言葉通り、さまざまな味わいを感じられる1本となりました。

碧Aoの製法の特徴

ブレンド

碧Aoの特徴と言えばなんと言っても世界5大ウイスキーを1つにまとめたブレンドの技です。

碧Aoには全部で5カ国、7つの蒸溜所の原酒が使われています。

  1. スコットランド(アードモア蒸溜所・グレンギリー蒸溜所)
  2. アイルランド(クーリー蒸溜所)
  3. アメリカ(ジムビーム蒸溜所)
  4. カナダ(アルバータ蒸溜所)
  5. 日本→(山崎蒸溜所・白州蒸溜所)

スコットランドの原酒はスモーキー感を、アイルランドの原酒はまろやかさを、アメリカの原酒は、華やかな風味を作り出します。

また、カナダの原酒はなめからな穀物の香り、日本の原酒は重厚で華やかな香りをつける役割を果たしています。

ブレンドをした後は、約4ヶ月間マリッジ期間(樽ではなくタンクに入れて馴染ませる)を設けており、この期間が碧Aoの複雑な味わいに繋がっています。

まとめ

サントリーのブレンデッドウイスキー碧についてまとめました。世界5大ウイスキーすべてをブレンドしている銘柄という点でとても珍しいウイスキーですね。5大ウイスキーの蒸留所すべてをもつサントリーだからこそできる名品といえるでしょう。

スタンダード品は近所の大きめのスーパーでは定価の5,500円で売っているのをよく見かけますね。入手のハードルも低いので、是非家飲みのウイスキーとして一本いかがでしょうか。

この機会に5大ウイスキーについて改めて知りたい方はこちらの記事もどうぞ。

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