日本のウイスキー、「スーパーニッカ」の歴史や種類のご紹介

日本のウイスキー

スーパーニッカは、日本の洋酒メーカーであるニッカウヰスキーが製造している国産ブレンデッドウイスキー

この記事では、スーパーニッカのことを深く知りたい人やスーパーニッカを今まさに頼もうか買おうか迷っている人の参考になるような情報を提供していきます!

編集部
編集部

POINT

  • スーパーニッカは1962年に発売されたウイスキー
  • ドラマ「マッサン」で有名な竹鶴正孝によって開発された
  • 発売当初は容器にも中身にもこだわった高級ウイスキーのひとつだった
  • 量産化するようになり原酒が変わり、今では当初の味わいとは違うものの、バランスのとれた華やかな味わいが特徴となっている。
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スーパーニッカはこんな時に買う・注文すべき

スーパーニッカのことを知りたいと思い、この記事を読んで頂いてる皆さん。結局、ボトルを買うべきか、今飲むべきかで迷っていると言う方も多いかと思います。

そんな方の決断をサポートするために、場面ごとに買うべきか、注文すべきかpeatyなりの見解を示したいと思います!代表的なラインナップについて、記載させていただきます

スーパーニッカの歴史

ジャパニーズウイスキーとして有名なスーパーニッカ。

その背景には、創業者である竹鶴政孝が、亡くなった妻・リタを愛する気持ちが詰まっていました。

竹鶴政孝とリタ

日本でウイスキー造りをするためにスコットランドで学んでいた竹鶴政孝は、現地で後に妻となるリタと出会います。

そして、共に帰国して日本でウイスキー造りをスタートさせるのですが、この物語はNHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」で描かれていたのでご存じの方も多いでしょう。

リタの亡き後に…

1961年に、竹鶴政孝の最愛の妻であるリタが亡くなってしまいます。

非常にショックを受けた竹鶴政孝は2日間寝込んでしまいます(葬儀にも出られなかったほどと言われています)が、リタに捧げるウイスキーを造ろうと奮起し、息子の(たけし)と共に余市蒸溜所にこもって理想のウイスキーの開発を始めました。

スーパーニッカの誕生

そして、1962年スーパーニッカが発売されました。

熟成された原酒を贅沢に使用し、こだわりを詰め込んだスーパーニッカ。

ボトルはネックが細く、丸みのあるデザインが特徴的ですが、このデザインは各務クリスタル製作所(現・カガミクリスタル)の佐藤潤四郎氏が手がけたものです。

そして、当時は珍しかった高級クリスタルを採用し、ひとつひとつ手吹きで造られたというこだわりようでした。

このように、すべてに妥協せず造り上げられたスーパーニッカは、価格も当然高いものに。

発売当初の価格は3,000円でしたが、これは現在の値段に換算すると70,000円~80,000円になるそうです。

そして、発売当初は毎年1,000本限定でリリースされていたので「幻のウイスキー」と呼ばれていました。

量産体制が整って手に入りやすくなった

スーパーニッカは1970年にリニューアルされ「新スーパーニッカ」となりました。

量産のために、ボトルは手吹きのものから機械での製造に切り替え、原酒を製造する工場も各地に建設。

そして、ウイスキーのレシピも時代に合わせて変えていくようになったのです。

ボトルをリニューアル

2009年に、発売当初のデザインは踏襲しつつ、丸みを持たせた新たなボトルデザインに変更されました。

デザインを担当したのは、市販薬やお菓子のパッケージを多数手掛けた加納守康氏です。

ちなみに、スーパーニッカはCMの音楽に力を入れていることでも有名です。谷村新司やキャスリーン・バトルなど80年代を代表するミュージシャンを起用し、ブランドを盛り上げてきました。

時代に合わせて進化

以降も、時代に合わせてスーパーニッカのレシピは進化し続けています。

現行のアイテムは余市蒸溜所モルト原酒宮城峡蒸溜所モルト原酒宮城峡蒸溜所のカフェ式蒸溜器で作られたグレーン原酒をブレンドしたものです。

スーパーニッカの製法の特徴

前述のとおり、スーパーニッカはニッカウヰスキーが所有している蒸溜所である余市蒸溜所宮城峡蒸溜所の原酒をブレンドしています。

発売当初は、西宮工場にあったカフェスチルで蒸溜したカフェグレーンもブレンドしていましたが、カフェスチルは宮城峡蒸溜所に移設されました。

このことにより、原酒の味も変わってしまったのです。

そして当初はスモーキーで重厚な味わいだったものの、レシピの変更によりバランスのとれた飲みやすい味わいに変わっているので、残念ながら初期の味ではありません。

そのため、竹鶴政孝が造り上げた本来の味を楽しみたい方に向けて「初号スーパーニッカ復刻版」がリリースされたという背景があります。

味わいとラインナップ

スーパーニッカは、創業者である竹鶴政孝が妻のリタを想って造られたウイスキーで、こだわりが詰まった、バランスのとれた味わいが特徴です。

それでは各ラインナップごとに細かくその特徴を紹介していきましょう。

  • スーパーニッカ
  • 初号スーパーニッカ復刻版
  • スーパーニッカ 15年

スーパーニッカ

現在販売されているオフィシャルボトルはこの「スーパーニッカ」のみ。

700mlが正規のサイズですが、500mlや50mlのボトルもあります。

バニラやチョコレートなどの甘い香りに樽香が加わり、華やかな印象。

バニラや青りんご、穀物のような味わいです。

深みがあり、バランスの良い仕上がりになっています。

初号スーパーニッカ復刻版

現在のスーパーニッカは、竹鶴政孝が造り上げた当初の味とは異なるものになっていますが、発売当時の味を再現したのが「初号スーパーニッカ復刻版」。

バニラやダークチョコレート、レーズンの香り。

塩キャラメルやバターケーキ、オークやコーヒーのような味わいです。

現在のものは飲みやすい味わいのブレンドになっていますが、発売当初はスモーク香や甘みが強いものでした。

その味わいを再現しています。

また、ボトルにも発売当初の意匠のラベルが付いていることも特徴です。

スーパーニッカ 15年

1996年~2008年に販売されていた「スーパーニッカ 15年」。

スーパーニッカのアップグレードモデルとして販売されていて、ほろ苦くスモーキーな味わいが特徴です。

苦さと甘さのバランスが良く、クセになる風味ですが、現在ではなかなか入手できません。

オークションサイトやネットショッピングでは稀に登場することがあるので、気になる方はこまめにチェックしてみてください。

まとめ

竹鶴正孝は毎晩1本ずつウイスキーボトルを飲んでいたといいます。毎日700ml飲みきるのはかなり大変ですよね。相当な酒豪だったことが伺えます。

そんな正孝に想いを馳せながら、少しずつ飲むウイスキーとしてスーパーニッカはおすすめです。日常使いしやすい価格帯、華やかでバランスのとれた味わいによって飲みやすいウイスキーですよ。

他のウイスキーについてもまとめていますので、ぜひ一緒に読んでみてください!

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