「今年の父の日は何をあげようか」
母の日に続いて、すぐさまやってくる父の日。毎年、何をあげようかなやんでしまうのではないでしょうか。
そんな皆さまに、「ウイスキー」を勧めたいです!
ウイスキーは父の日にあげる定番品のような気もしますが、毎年あげることができるくらいの銘柄数があります。また、各銘柄にストーリーがあることも魅力的です。
この記事では、編集部がおすすめする父の日にあげるべきウイスキーを紹介します。
父の日にプレゼントすべきウイスキーまとめ
まずは、時間がない方のために、父の日にあげるべきウイスキーを一覧にしました!
どれもおすすめで、自信を持って紹介できます。
名称 | 味わい | 価格 | 購入 |
余市 | 潮、スモーキー、バニラ | 5,000-6,000円 | Amazonで買う |
メーカーズマーク46 | バニラ | 5,000-6,000円 | Amazonで買う |
グレンエルギン | はちみつ、青りんご | 6,000-7,000円 | Amazonで買う |
アードベック コリーヴレッカン | 炭、チョコレート、チェリー | 10,000円前後 | Amazonで買う |
父の日にあるべきウイスキーをどのように選ぶか
ウイスキーをあげると決めてからも銘柄の種類はたくさんあり、迷ってしまいますよね。まずは、Peatyなりに、父の日に選ぶべきウイスキーの選定基準を考えてみました。一言で言うと、「男心をくすぐる」ウイスキーです。なお、あげる相手は、お酒やウイスキーが好きなコトを前提とした選定基準です!
- 「ウイスキー通」ぶれるか
- 突き抜けた特徴があるか
- 感謝が伝わりやすいストーリーがあるか
- 価格は適切か
ウイスキー通ぶれるか
男たる者いつ何時でも通ぶりたいものです。(この記事の筆者も男です。)
人より深いストーリーを知っていて、熱く語れると気持ちいいですよね。せっかくであれば、父の日にあげるウイスキーもお父さんが通ぶれるものをあげてみてはどうでしょうか。この観点では、珍しい銘柄やスタンダード品と違う製法をとっているものなどが良さそうですね。
取引先や友人と飲みに行った際に、ウイスキーについて深い知識を披露できること間違いなしです。家で飲んでいるときだけでなく、外でも喜びを与えることができますね。
突き抜けた特徴があるか
ウイスキーに限らず、突き抜けた特徴があるものは、心に残ります。
父の日にも何かしら突き抜けたウイスキーをあげることで、お父さんの心に深く残り感動を与えることができるのではないでしょうか。
具体的にはめちゃくちゃスモーキー、ボトルがおしゃれなど忘れない特徴があるとよいでしょう。
感謝が伝わりやすいストーリーはあるか
ストーリーは、人に常に感動を与えます。ストーリーとは、つまり出来事の順序と出来事の関連です。プレゼントとして渡したウイスキーの誕生秘話などにお父さんの人生にリンクする部分があると素敵だとは思いませんか?
物理的なプレゼントだけでなく、感動体験までセットプレゼントし、感謝をがっつり伝えましょう!
価格は適切か
感謝を伝えたい!!とはいってもお金は限りあるもの。また、高すぎるものをあげてもお父さん立ちも遠慮しちゃいますよね。父の日のプレゼントとして常識的なラインと言える10,000円くらいまでで、選定するのがよさそうですね。
2023年父の日にプレゼントすべきウイスキー4選+番外編
それでは、先ほどの選定軸に沿って選んだ父の日にプレゼントすべきウイスキーを紹介していきます!父の日にぴったりなものばかりなので、どれを選んでも後悔ないです。
余市
まず、初めにおススメするのは余市です。ジャパニーズウイスキーとして有名なので、名前を聞いたことある方入るのではないでしょうか。
何故初めに余市を上げたのかというと、余市には通ぶれるエピソードが多分にあるからです。建設した竹鶴政孝がスコットランドと同じ緯度に建設するために、余市という場所を選んだのは有名な話です。他にもマッサンのモデルになっていることなど多くのエピソードがあります。
そもそも竹鶴政孝の、日本のウイスキー市場を作っていた姿はビジネスパーソンとして尊敬できます。きっと仕事大好きなお父さんの胸に刺さることでしょう。新規事業やプロジェクトの立ち上げを行っているお父さんにプレゼントすると、今の自分の姿と竹鶴政孝の姿を重ねられます。より仕事へのモチベーションを高められ、プレゼントに感動すること間違いないです。
価格帯も1万円以内と言うことなし。ブランド力と実力両方兼ね備えたこの一本は、父の日のためのウイスキーとも言えます。
メーカーズマーク46
次に紹介するのは、バーボンから。メーカーズマーク46です。
バーボンと言えば、映画などの映像作品でよく出てくるイメージがありますよね。渋いビジネスマンがバーで飲んでいるイメージです。そうしたイメージにもあるように、ビジネスマン然としたお父様におススメの父の日ウイスキーです。
そして、語ることができるエピソードも多いのが、メーカーズマーク46の特徴です。
メーカーズマークといえば、1つ1つ手作業している赤い封蝋が有名です。特徴的な形のものを選んで、メッセージを込めてみるのも面白いですね。
また、46という名前も度数のことを示しているわけでないという点も痺れます。利用されているインナーステイブを樽メーカーに伝える際のオーダー番号が46番だったためつけられています。インナーステイブとは、風味づけを目的として樽の中に入れておく焦がした木の板のことです。
このように、語れるエピソードが豊富なのがメーカーズマーク46の特徴です。
濃厚な甘い香り、キャラメルっぽい甘い味わいが食後酒にぴったりです。価格も5,000~6,000円程度でまさしくコスパがよい一本と言えます!
グレンエルギン12年
次に紹介させていただくのはマニアックなシングルモルトの1つ、グレンエルギンです。あまり一般には知られていないのですが、まさに隠れた名酒といえます。
黒子として、縁の下の力持ちとして、裏から人を支えることで貢献することに美学があるお父様におススメです。
グレンエルギン自体は、余り知られていないのですが実は誰しもほとんどの人は飲んだことはあります。
そう、あのホワイトホースのキーモルトの1つに使われているのです。ホワイトホースの濃厚な甘みはグレンエルギン由来の味わいと言っても良いのではないでしょうか。
このように縁の下の力として普段は活躍しているグレンエルギン。しかし、シングルモルトとして表舞台に出しても大活躍します。そのハチミツのような味わいは圧巻です。
そして、実はこのグレンエルギン、あのルイヴィトンと同じLVMHグループのブランドなのです。普段は、ホワイトホースに隠れているのですが実は、名実ともに名高い名酒なのです。
このように人も引き立てられて、個としても活躍できるグレンエルギン。エピソードとともに父の日にプレゼントすることで、エモい気持ちも一緒にプレゼント出来そうですね。
アードベックコリーヴレッカン
次に紹介するのは皆大好きアードベックです。
やはり、アードベックはプレゼントの候補として外すことはできません。スモーキーなウイスキーが好きと公言されているお父様におススメです。
そして、このアードベック コリーヴレッカンは、タダのアードベック出ないという点も特徴です。スタンダード品であるアードベックTENなどはすでに飲まれているお父様にこそぜひ飲んでもらいたいです。
スタンダード品より更に強烈な炭感に、チョコレートやチェリーのような甘みを感じることもできます。インターネットであれば、1万円ほどで手に入れることができます!
番外編:ボトラーズ
最後に番外編を少しだけ紹介させてください!!ここまで紹介してきたのは、オフィシャルボトルと言って、各蒸留所が公式にリリースしているボトルのみです。
一方で、ウイスキーにはボトラーズという種類もあります。これは、オフィシャルから出されているボトルではないボトルのことを指します。オフィシャルから樽を買い取った業者が独自の熟成を加えたりして、リリースしているボトルです。
このボトラーズは星の数ほど種類があり、一つ一つの希少性も高いです。そのため、ボトラーズの中から一本選んでプレゼントをすることで、特別感・唯一無二感というのも伝えることができます。是非ボトラーズのプレゼントも検討ください。
価格帯を考えると、例えばこちらの「スモークヘッド」などはいかがでしょうか。
ボトラーズとはいえども、ヴァッティングを行っておらずシングルモルトとして出荷されています。どこの原酒を使っているかは完全にシークレットとされています。アイラモルトの有名な銘柄と共通のニュアンスが感じられるウイスキーなので、ウイスキー好きのお父さんなら、どこの原酒を使っているかわかるかもしれませんね!
またこちらの特徴的なラベルの「ビッグピート」もおすすめできます。製造元のダグラスレイン社はもともとウイスキーのブレンドを行っており、長い経験と豊富な原酒を持っている会社です。日本でもビッグピートはとても人気があり、比較的いろいろなお店で見つけることができます。
アイラモルトの有名な4つの原酒(ポートエレン、アードベッグ、カリラ、ボウモア)をブレンドしております。ポートエレンはすでに閉鎖した蒸溜所のため、大変貴重な原酒を使っているウイスキーです。
合わせてあげると嬉しい!おつまみやグラスの紹介
せっかくの父の日なので、ウイスキーだけでなくおつまみやグラスもセットであげることができると感謝がより伝わりそうですよね!そこでおすすめのおつまみとグラスをいくつか紹介します。
おつまみ
殻付き生牡蠣
最初に紹介するのは、殻付きの生牡蠣。これは、ウイスキーとの相性抜群です。特にスモーキーなウイスキーを牡蠣に垂らして食べるのは最高の贅沢です。本場のスコットランドでは、このような食べ方をするようです。
是非、余市やアードベックと一緒に牡蠣のプレゼントも検討ください!
Groovy Nuts
最初に紹介するのは、ナッツです。ナッツなんて、スーパーにあるじゃんと思うかもしれません。が、ここで紹介するGroovy Nutsは明らかにただのナッツでありません。ナッツ界のキングといっても過言ではありません。
味付きの色々な味わいのナッツを出しているのですが、特に昆布ソルトナッツは食べた瞬間「飛び」ます。ご飯も一緒に進むのではないかというくらいしっかりした味付けになっています。ウイスキーとも最高に合うので、是非一緒にプレゼントください!
甘いウイスキーに合わせた甘い味もあります。
竹鶴チョコレート
ウイスキーのおつまみとして、チョコレートは鉄板です。
このチョコレートは、高級感を漂わせる木箱に入っています。開けた瞬間に、竹鶴ウイスキーのスモーキーな香りと、カカオの芳醇な香りが交わり、最高の気分になります。
竹鶴ピュアモルトというウイスキーを使って作られているので、ウイスキーとも最高にマッチします。是非、普段と違うチョコレートとしてプレゼントしてみてください。
グラス
富士山グラス
富士山とウイスキーを一度に楽しめる富士山グラス。
グラスの底に富士山が見えるようなデザインになっているロックグラスです。海外からも非常に人気が高く、特別感もでやすいのでおススメです。
お酒は無くなってしまいますが、グラスはずっと残るので想い出にもなってよいですね。
ヴィノテクスピリッツ&スニフターリッド
ストレート(テイスティング)グラスにガラスの蓋がセットになっているグラスです。蓋がついていることで、ウイスキーの香りを閉じ込めておけるという代わったグラスです!
ウイスキーへのこだわりが強いお父様にはぴったりなプレゼントです!
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます!父の日プレゼントのヒントになりましたでしょうか。少しでも皆様のお役に立てたら嬉しいです。
Peatyでは、ウイスキーの情報を発信しています。ぜひ他の記事も見てみてくださいね。