スコッチウイスキー、クラガンモアのご紹介【スペイサイドモルト】

シングルモルトを知ろう!

クラガンモア(Cragganmore)は、スコッチウイスキーの一種です。スコットランドの有名なウイスキー産地のひとつであるスペイサイド地方で作られています。

この記事では、クラガンモアを詳しく紹介していきます。クラガンモアのことを深く知りたい人、クラガンモアを今まさに頼もうか買おうか迷っている人の参考になるような情報を提供していきます!

編集部
編集部

POINT

  • クラガンモアはスコッチウイスキーの一種で、スペイサイド地方と言う有名なウイスキー生産地で作られている
  • スタンダード品はクラガンモア12年。味わいはすっきりとしており、フローラルな香りを感じられる。水割りにすると甘味が増す
  • 創業者はジョンスミス氏というスペイサイドでの有名なウイスキー職人であった
  • 今もジョンスミス氏の製法を守り続けており、スペイサイドの中でも非常に評価の高いウイスキーとなっている
スポンサーリンク

クラガンモアはこんな時に買う・注文すべき

クラガンモアのことを知りたいと思い、この記事を読んで頂いてる皆さん。結局、ボトルを買うべきか、今飲むべきかで迷っていると言う方も多いかと思います。

そんな方の決断をサポートするために、場面ごとに買うべきか・注文すべきかpeatyなりの見解を示したいと思います!代表的なラインナップについて、記載させていただきます!

味わいとラインナップ

スコットランドスペイサイド地方で造られているクラガンモア

設立は1869年と歴史は長く、オールドパーホワイトホースアンティクァリーなどのキーモルトとしても有名です。

シングルモルトとしての知名度は低いですが、口あたりが軽く優しい甘さで、ウイスキー初心者にもおすすめのアイテムがそろっています。

それでは各ラインナップごとに細かくその特徴を紹介していきましょう。

・クラガンモア 10年

・クラガンモア 12年

・クラガンモア 14年

・クラガンモア25年スペシャルリリース

・クラガンモア 29年

・クラガンモア30年

・クラガンモア ディスティラーズエディション ダブルマチュアード

クラガンモア 10年

シェリー樽で熟成させた原酒をカスクストレングスでボトリングしたクラガンモア 10年

スタンダードボトルのクラガンモア 12年より2年短い熟成期間で、限定15,000本で販売されたレアなアイテムです。

アルコール度数60度で濃厚な口あたり、チェリーやコーヒー、ビターチョコレートの優しい香り。

初めはベリーのタルトのような風味で、後からナッティな味わいやワインのようなタンニンを感じます。

加水して飲むと特徴がわかりやすいのでおすすめです。

クラガンモア 12年

クラガンモア 12年は、クラガンモアのスタンダードボトル。

バーボン樽で熟成させています。

UD社(ユナイテッド・ディスティラリーズ社)が提唱した、各地域の蒸留所を代表する銘柄「クラシックモルトシリーズ」に選ばれていることからもわかるように、非常に評価されているアイテムです。

ちなみに、ウイスキー評論家マイケル・ジャクソンの採点は90点。

この得点は、スペイサイドではマッカランの次に高い得点となっています。

花やフレッシュフルーツのようなすっきりした香りが特徴。

りんごや洋梨の味わいのあと、ナッツや麦芽クッキーのようなニュアンスも感じます。

水割りにすると甘みが増すので、ウイスキー初心者にもおすすめ。

ハイボールで飲む場合は、甘くて香ばしいクッキーなどのスイーツとのペアリングが向いています。

クラガンモア 14年

クラガンモア 14年は「ミレニアム(2000年)」を記念して限定4,987本で発売されたアイテム。

シェリー樽で熟成させた原酒を高い比率でヴァッティングしているため、ベリー系のジャムやドライフルーツの香りをしっかり感じます。

味わいも凝縮されたフルーツのようで、複雑でリッチな印象です。

余韻も長めなので、週末の夜などに明かりを少し落としてゆっくり楽しむと良いでしょう。

¥5,368 (2023/04/05 08:25時点 | Yahooショッピング調べ)

クラガンモア25年スペシャルリリース

クラガンモア25年スペシャルリリースも、UD社(ユナイテッド・ディスティラリーズ社)が提唱していた「クラシックモルトシリーズ」のひとつ。

ヨーロピアンオークカスクリフィル・アメリカンオークカスクで熟成されていて、3,372本限定で発売されました。

りんごやジューシーなメロン、ミントなどの爽やかな香りの中にダークキャラメルのニュアンスも感じます。

味わいはバニラやドライマンゴーのようなクリーミーな印象。

加水すると柔らかくなりつつ、風味はしっかり感じられるので水割りもおすすめです。

クラガンモア 29年

1985年から長年造られていたクラガンモア 29年

クレームブリュレの甘さとフローラルの華やかさに麦がプラスされた、リッチな香りが印象的です。

味わいは、麦やナッツ、柑橘を彷彿とさせます。

口あたりが優しく、甘さを感じるのでウイスキー初心者も飲みやすいアイテムでしょう。

クラガンモア30年

国内入荷が54 本と非常に稀少なクラガンモア30年

ハチミツやバニラ、りんごや花の香りが主張し過ぎることなく調和しています。

味わいは、クリーミーなバターやダークチョコレート、ベリーが複雑に入り混じり、苦みと甘さが絶妙なバランスに調和しています。

なかなか出会えないレアなアイテムなので、運良く出会えたら、この最高の風味をじっくり堪能しましょう。

クラガンモア ディスティラーズエディション ダブルマチュアード

クラガンモア ディスティラーズエディション ダブルマチュアードは前述した「クラシックモルトシリーズ」の6つの蒸留所のそれぞれのマスターディスティラーがマネージメントした「ダブルマチュアードシリーズ」のひとつ。

バーボン樽で熟成させた後、ポートワイン樽で熟成させています。

樽感が強く、ウッディな香りが特徴。

味わいは、ほろ苦いカカオの中にパンケーキやアプリコットなどを感じます。スタンダードのクラガンモアとは少し違った味わいです。

ハイボールで飲むと、さっぱりした甘さになるのでおすすめです。

クラガンモアの歴史

スペイサイド地方のノッカンドゥの南西「バリンダロッホ(Ballindalloch)」にあるクラガンモア蒸留所。

クラガンモア はゲール語で「突き出した大きな岩」という意味を持ちますが、蒸留所の背後に丘がある立地に関係していると考えられます。

シングルモルトウイスキーとしてはあまり有名ではないものの、モルトウイスキーファンを魅了しているクラガンモアができるまでには、ビジネスの才能あふれる創業者の存在がありました。

ビジネスの才能に長けた創業者

クラガンモア蒸留所ができたのは1869年。創業者はジョン・スミス氏でした。

ジョージ・マクファーソン・グラント3世から土地を借り受けて蒸留をスタートしました。

ジョン・スミス氏はグレンリベットの創始者であるジョージ・スミス氏の婚外子だったとも言われていて、19世紀のハイランド地方で有名なウイスキー職人であり、「スペイサイドの至宝」と呼ばれています。

ジョン・スミス氏はビジネスの能力も非常に高く、過去にはマッカランやグレンリベット、グレンファークラス、ダルユーインなどの有名な蒸溜所のマネージャーを務めた経験もありました。(現在もスペイサイドを代表する銘柄ばかり・・・!)

ウイスキーの流通まで考え、鉄道の沿線に蒸留所を建設するなど、手腕を発揮していました。

蒸留所を近代化

1886年にジョン・スミス氏が亡くなった後は、ジョンの兄弟のジョージが運営しておりましたが、1893年にはジョージの息子のゴードンに引き継がれました。

1901年に蒸溜所を近代化するために改築しました。改築にあたっては、タリスカーやグレンバーギなどの著名な蒸溜所の建設に携わったチャールズ・ドイグが設計に関わっています。

オーナーが続々と変更に

ゴードンが死去した後は、妻のメリー・ジェーンが引き継ぎましたが、第一世界大戦の影響で1917年〜1918年の間は一時的に閉鎖。

1923年に、マッキー社(現在のホワイト・ホース)とジョージ・マクファーソンーグラント5世が共同で設立した「クラガンモア・グレンリベットディスティラリー社」がクラガンモア蒸留所の経営権を得ました。

その後1925年に、そのマッキー社(ホワイト・ホース)がDCL社(現在のディアジオ社)の傘下に入ったため、クラガンモア蒸留所もDCLの傘下になりました。

ちなみに初めてシングルモルトとしてクラガンモアが発売されたのは、1998年のこと。それまでは、ブレンド用にウイスキーを蒸留していました。

その後もディアジオ社が経営を続け、2002年には設備等が見られるビジターセンターも開設し、現在では多くの見学者でにぎわう人気の蒸留所になりました。

クラガンモアの製法の特徴

「スペイサイドの至宝」と呼ばれたウイスキー職人、ジョン・スミスが手掛けたからこそ、クラガンモアの製法にはこだわりが詰まっています。

ここからは、クラガンモアの製法の特徴を紹介します。

ミネラル豊富な水を使用

クラガンモアは、蒸留所の隣にあるクラガンバーンという川から引いた水を使っていることが特徴です。

クラガンバーンの水はミネラルが豊富なことで知られていて、この水が味の決め手になっています。

ポットスチルの形が独特

クラガンモア蒸留所の最大の特徴がポットスチルの形。

クラガンモア蒸留所には計4つのポットスチルがありますが、再溜用のスチルの頭部が直角に曲がっていて、L字形になっているのです。

スコッチウイスキーのポットスチルはスワンネックのものが一般的である中、この形はかなり独特です。

これは、創業者のジョン・スミスが考案した形とのこと。

スチルの上部が平坦になることで内部の還流を起こりやすくし、純度の高いウイスキーに仕上がる仕組みになっています。

3種類の樽を使用

クラガンモア蒸留所では、多くのアイテムの熟成にバーボン樽を使っていますが、シェリー樽ポートワイン樽もあり、銘柄に合わせて使い分けされています。

まとめ

今回はクラガンバーンについてまとめました。他のスペイサイドのウイスキーと同様に、口当たりのよい飲みやすい味が特徴です。

他のスペイサイドのウイスキーと比べて、見かける機会は少ないウイスキーですが、見かけたら是非飲んでみてください!

タイトルとURLをコピーしました