ベンリアック(BenRiach)は、スコットランドのスペイサイド地方で造られているシングルモルトウイスキー。
この記事では、ベンリアックのことを深く知りたい人やベンリアックを今まさに頼もうか買おうか迷っている人の参考になるような情報を提供していきます!
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POINT
- 起源と建築家: 1898年にスコットランドのスペイサイド地方にジョン・ダフによって設立されたベンリアック蒸留所。この蒸留所は著名な建築家であるチャールズ・クリー・ドイグによって設計され、彼は多くの蒸留所の設計で知られています。
- 一時的な停止: 1900年にパティソンズ社の倒産により一時的に製造停止。その後、約60年間は隣接するロングモーン蒸留所向けにモルトを製造し、蒸留所としての活動は停止していました。
- 再開と買収: 1965年にグレンリベット社によって買収され、生産が再開されました。その後、1972年からピーテッドモルトの生産を開始し、1978年にシーグラムズ(後のペルノ・リカール)に買収されました。
- シングルモルトの製造開始: 1994年に初めてシングルモルトウイスキーをリリースし、シングルモルト製造を本格化。ただし、生産は年にわずか3ヶ月間に限定されていました。
- 独立と増産: 2004年に一時的に独立経営を始め、生産量を増加させました。2008年にはグレンドロナック蒸留所を、2013年にはグレングラッサ蒸留所を買収し、ベンリアックファミリーを形成。
- グローバルウイスキーディスティラーオブザイヤー: 2015年にウイスキーマガジンのアイコンズ オブ ウイスキーアワードで「グローバルウイスキーディスティラーオブザイヤー」を受賞。
- ブラウン・フォーマン社による運営:2016年にブラウン・フォーマン社に買収され、現在もその傘下で運営されています。
- ベンリアックはこんな時に買う・注文すべき
- ベンリアックの歴史
- ベンリアックの製法の特徴
- 味わいとラインナップ
- ベンリアック10年
- ベンリアック12年 シェリーウッド
- ベンリアック キュオリアシタス10年
- ベンリアック 15年 マディラカスク
- ベンリアック 15年 ペドロヒメネスシェリー
- ベンリアック 15年 ダークラムカスク
- ベンリアック 15年 トゥニーポートカスク
- ベンリアック 20年
- ベンリアック 21年
- ベンリアック 21年 テンポリス
- ベンリアック ハート・オブ・スペイサイド
- ベンリアック バーニーモス
- ベンリアック 10年(オリジナル・テン)
- ベンリアック 12年 スリーカスクマチュア―ド
- ベンリアック スモーキー10年 スリーカスクマチュア―ド
- ベンリアック スモーキー12年 スリーカスクマチュア―ド
- ベンリアック 21年 フォーカスクマチュア―ド
- ベンリアック 25年 フォーカスクマチュア―ド
- ベンリアック 30年 フォーカスクマチュア―ド
- まとめ
ベンリアックはこんな時に買う・注文すべき
ベンリアックのことを知りたいと思い、この記事を読んで頂いてる皆さん。結局、ボトルを買うべきか、今飲むべきかで迷っていると言う方も多いかと思います。
そんな方の決断をサポートするために、場面ごとに買うべきか、注文すべきかpeatyなりの見解を示したいと思います!代表的なラインナップについて、記載させていただきます。
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ベンリアックの歴史
スコットランドのスペイサイド地方で造られているベンリアック。
古くからある蒸留所ですが、シングルモルトを造り始めたのは1994年と、意外と最近であることが特徴です。
著名な建築家により設立もすぐに閉鎖
ベンリアック蒸留所は1898年に、ジョン・ダフによって自身の保有する老舗の蒸溜所「ロングモーン蒸留所」の隣に建設されました。
ちなみに、ベンリアック蒸留所を手掛けたのは、著名な建築家であるチャールズ・クリー・ドイグ。
パゴダ屋根を発明したことでも知られており、グレンバーギ、グレンファークラス、ダルウィニー、バルブレア、ノッカンドウ、ブッシュミルズ、ダフタウン、グレンキンチー、スペイバーン、ベンローマック等、数多くの蒸留所に携わっています。
蒸留所の他にも、ホテルや学校、教会など多くの建築物を手掛けている人物なのです。
このように著名な建築家の作品でもあるベンリアック蒸留所でしたが、設立当時はスコッチ業界が不況で、設立した直後にウイスキー業界大手のパティソンズ社が倒産したことにより1900年に製造停止になってしまいます。
その後は、隣接しているロングモーン蒸留所のモルティングのみを行い、蒸留所としての機能は約60年に渡りストップしていたのです。
1965年に再稼働
ベンリアック蒸留所は1960年代にグレンリベット社に買収されます。グレンリベット社により、65年の時を経て1965年に生産が再開されました。
1972年からはピーテッドモルトの生産がスタート。1978年にシーグラム社(現在のペルノ・リカール社)の傘下に入ります。
ついにシングルモルトをリリース
1994年にベンリアック蒸留所で初めてのシングルモルトウイスキーをリリース。
少量生産ではありましたが、ここから本格的にシングルモルトウイスキーを造るようになりました。ただ、1998年にはフロアモルティングを停止しています。
この頃ベンリアック蒸留所では年に3ヶ月だけ稼働してシングルモルトを作っていました。その生産能力をフル稼働するには至っていなかったのです。
一時的な独立、生産体制の強化
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2004年には一時的にベンリアック社として独立した経営を始めます。南アフリカの資金提供者であるジェフ・ベルとウェイン・ケイスウェッター、スコッチ・ウイスキーの専門家であるビリー・ウォーカーによって独立した「ベンリアック蒸留所有限会社」が興されました。
それにより生産量は増え始めます。また、2008年にはグレンドロナック蒸溜所を、2013年にはグレングラッサ蒸溜所を買収しました。
ベンリアック蒸留所はこの2つの蒸留所とともに、独自の旗のもとで生産を行い、「ベンリアックファミリー」と呼ばれるようになります。
生産量が増え始めたことにより、2008年にはフロアモルティングを再開しました。
グローバル ウイスキー ディスティラー オブ ザイヤーを受賞
2015年に、イギリスの有名なウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」主催のアイコンズ オブ ウイスキーアワードの「グローバルウイスキーディスティラー オブ ザ イヤー」を受賞しました。
これを機に、世界で注目されるようになったのです。
ブラウン・フォーマン社の傘下に
2016年にブラウン・フォーマン社に買収され、それ以降、同社の傘下として蒸留所は運営されています。
日本ではアサヒビールが2018年から販売していて、日本でも人気が高まっているブランドです。
ベンリアックの製法の特徴
ベンリアックは、年間約300万リットルを4つのスチルで製造しています。自社でモルティングを行い、熟成に多種多様な樽を使うなど、ベンリアックならでは味になるように、様々な製法に積極的にチャレンジしている蒸留所です。
ここからは、ベンリアック蒸溜所の製法の特徴を紹介していきましょう。
自社でフロアモルティングを実施
自社でフロアモルティングを行っており、ノンピートとピーテッド、2種類の麦芽を作っています。
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ピーテッド麦芽のフェノール値は55ppmと高く、ヘビーピートだと言えるでしょう。
仕込み水にはミルビュイズの泉の湧水を使用しています。
お湯を入れる回数が多い
糖化の際、お湯を入れる回数は一般的に3回とされていますが、ベンリアック蒸留所では4回入れています。
これにより、糖質の抽出量が最大化されるので、独特の甘い風味を引き出していると考えられるでしょう。
また、発酵槽はオレゴンパイン製のものを使用し、ポットスチルは玉ねぎ型のストレートヘッドタイプを設置。
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ベンリアック蒸留所では年に一度、3回蒸留をしている
ポットスチルは1985年までは2基でしたが、現在では初溜2基、再溜2基の計4基となっています。
また、蒸留の回数は2回が一般的ですが、かつては3回行っていました。
3回蒸留することにより、フルーツなどの繊細な香りがより一層際立つとされています。
現在でも、年に一度、1週間だけ3階蒸溜を実施。
このウイスキーは免税店向けとしてリリースされています。
さまざまな種類の樽で熟成
熟成の際は、バーボン樽7割、シェリー樽2割、その他にはラム、マルサラ、赤ワインなど約30種類以上のさまざまな樽が使用されていることが特徴です。
これにより、複雑で豊かな風味のアイテムを数多く造り出すことに成功しています。
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蒸溜所には伝統的なダンネージ式のウェアハウスと、ラック式のウェアハウスが併設されていて、蒸留所でしっかり熟成されているのです。
味わいとラインナップ
ベンリアックは歴史ある蒸留所ですが、長い間、ブレンデッド用の原酒を製造していたためシングルモルトではまだまだ歴史の浅いブランドです。
しかし、さまざまなチャレンジをしてオリジナリティのあるアイテムを続々打ち出しているため、注目されています。
それでは各ラインナップごとに細かくその特徴を紹介していきましょう。
- ベンリアック10年
- ベンリアック12年 シェリーウッド
- ベンリアック キュオリアシタス10年
- ベンリアック 15年 マディラカスク
- ベンリアック 15年 ペドロヒメネスシェリー
- ベンリアック 15年 ダークラムカスク
- ベンリアック 15年 トゥニーポートカスク
- ベンリアック 20年
- ベンリアック 21年
- ベンリアック 21年 テンポリス
- ベンリアック ハート・オブ・スペイサイド
- ベンリアック バーニーモス
- ベンリアック 10年(オリジナル・テン)
- ベンリアック 12年 スリーカスクマチュア―ド
- ベンリアック スモーキー10年 スリーカスクマチュア―ド
- ベンリアック スモーキー12年 スリーカスクマチュア―ド
- ベンリアック 21年 フォーカスクマチュア―ド
- ベンリアック 25年 フォーカスクマチュア―ド
- ベンリアック 30年 フォーカスクマチュア―ド
ベンリアック10年
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ベンリアックのフラッグシップ的な存在の「ベンリアック10年」。
バーボン樽原酒とシェリー樽原酒に、アメリカンオークやフレンチオークの新樽原酒もヴァッティングしています。
バニラやミント、シトラス、オレンジの香り。
アプリコットやバター、シナモン入りのアップルパイのような味わいが特徴です。
飲みやすいので、ストレートで飲むのがおすすめ。
ベンリアック12年 シェリーウッド
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オロロソ樽とペドロヒメネス樽でフィニッシュした原酒をヴァッティングした「ベンリアック12年 シェリーウッド」。
現在、シェリーの空き樽は価格が高騰していてなかなか入手できないため、レアなアイテムです。
フルーツケーキやチェリー、シナモンのような香り。
マーマレードやチョコレート、ブラックベリー、麦芽クッキーのような香ばしい味わいが特徴です。
シェリーフレーバーをしっかり感じられる、飲み応えのあるアイテムと言えるでしょう。
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ベンリアック キュオリアシタス10年
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自家製麦したヘビーピートモルトを使った「ベンリアック キュオリアシタス10年」。
マスターブレンダーであるレイチェル・バリー氏が最初に手掛けたアイテムと言われています。
ハーブやベーコン、麦の香り、味わいもハーブや麦芽のような味わいです。
ピートのパワフルな風味とフルーティーさが見事にマッチした、パワフルなアイテム。
比較的購入しやすい価格帯であることも魅力です。
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ベンリアック 15年 マディラカスク
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バーボンバレルで熟成させた後、マディラ樽で追熟させた「ベンリアック 15年 マディラカスク」。
スイカやバニラ、カステラのような香りが特徴です。
味わいは、バターやナッツ、ピーチ。
ストレートで飲むのがおすすめです。
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ベンリアック 15年 ペドロヒメネスシェリー
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バーボンバレルで熟成させた後、ペドロヒメネスシェリー樽でフィニッシュさせた「ベンリアック 15年 ペドロヒメネスシェリー」。
シェリーの生産地であるスペイン南部アンダルシア州の中で最大の産地「ヘレス・デ・ラ・フロンテラ」にあるボデガのペドロヒメネスシェリーの空き樽を使用していることが特徴です。
レーズンやハチミツ、チョコレートなどの香り。
味わいは、ドライフルーツやナツメグ、ローズヒップ、ユーカリなど。
「インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション2014」で銀賞を受賞しているアイテムです。
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ベンリアック 15年 ダークラムカスク
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バーボンバレルで熟成させた後、ジャマイカ産のダークラムバレルでフィニッシュした「ベンリアック 15年 ダークラムカスク」。
シナモンやペッパーなどのスパイスの香り、アプリコットやサトウキビ、ブドウのような味わいです。
甘い風味なので、食後のデザート感覚で飲めるでしょう。
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ベンリアック 15年 トゥニーポートカスク
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ポルトガルの酒精強化ワインの一種であるトゥニーポート樽で長期熟成させた「ベンリアック 15年 トゥニーポートカスク」。
ピーナッツやサフラン、シナモン、ナッツのような香りが特徴です。
味わいは、バタースコッチや薄口しょうゆのように感じます。
ストレートで飲むのがおすすめです。
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ベンリアック 20年
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ファーストフィルのバーボン樽をメインに長期熟成させた「ベンリアック 20年」。
ベンリアックらしい風味を楽しめるアイテムとして知られています。
香りは、ハチミツやバニラ、ホットケーキやみかんなど。
黄桃やメロンパン、ジンジャー、カスタードクリームのような味わいです。
2005年のIWSCでゴールドメダルを受賞しています。
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ベンリアック 21年
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バーボンバレル、ヴァージンオーク、PXシェリーカスク、レッドワインの4つの樽で熟成させた原酒をヴァッティングした「ベンリアック 21年」。
キャラメルやりんご飴、アーモンドやバニラのような香りが特徴です。
味わいは、オレンジピールやナッツ、麦芽やジンジャーなど。
デザートモルトとして、食後にゆったり楽しむのがおすすめです。
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ベンリアック 21年 テンポリス
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バーボンバレル、ヴァージンオーク、PXシェリーカスク、オロロソシェリーカスクの4種類の樽で熟成させた「ベンリアック 21年 テンポリス」。
「19世紀のスペイサイドモルトを模倣する」というコンセプトのもと、造られたアイテムです。
ハチミツやバター、プラム、パイナップルや酒粕のような香り。
オレンジピールやシナモン、ダークチョコレートのような味わいです。
ストレートで飲むのがおすすめ。
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ベンリアック ハート・オブ・スペイサイド
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8年から12年熟成させたモルトを使用した「ベンリアック ハート・オブ・スペイサイド」。
熟成には、辛口のオロロソ樽と極甘口のペドロヒメネス樽を使用しています。
干し草やハチミツ、リンゴ、洋梨などの香り。
味わいはハチミツやマーマレード、甘栗、ジンジャーのような味わいです。
余韻が長く、繊細で上品な印象。
2006年のIWSCで銀メダルを受賞しています。
ストレートやハイボールで飲むのがおすすめ。
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ベンリアック バーニーモス
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約4年間熟成させた後、ノンチルフィルター、ノンカラーリングで瓶詰した「ベンリアック バーニーモス」。
ちなみに「バーニーモス」とは、蒸留所の近くあるピート湿原のことです。
ほのかに柑橘が香り、オークやピートのニュアンスも。
味わいは、フルーツやバニラなど。
クリアでエレガントな印象です。
ストレートやハイボールで飲むのがおすすめ。
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ベンリアック 10年(オリジナル・テン)
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バーボンバレル、シェリーカスク、バージンオークカスクで熟成させた「ベンリアック 10年(オリジナル・テン)」。
ハチミツやバニラ、バタークッキーやリッチなフルーツの香り。
味わいは、洋梨やネクタリン、ペッパーやシナモンなど。
2021サンフランシスコワールドスピリッツコンペティションで銀メダルを受賞しています。
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ベンリアック 12年 スリーカスクマチュア―ド
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シェリー樽、バーボン樽、ポートワイン樽の3つの樽で熟成させた原酒をヴァッティングした「ベンリアック 12年 スリーカスクマチュア―ド」。
メープルシロップやカカオ、アプリコットやジンジャーのような香りが特徴です。
味わいは、ヘーゼルナッツやラズベリーパイ、白ブドウのようなニュアンス。
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ベンリアック スモーキー10年 スリーカスクマチュア―ド
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バーボンバレル、ジャマイカンラムカスク、トーステッドバージンオークカスクで熟成させた原酒を使用した「ベンリアック スモーキー10年 スリーカスクマチュア―ド」。
タンジェリンやバニラクリーム、ジンジャー、シトラスのような香り。
桃やココナッツ、ドライアプリコット、カルダモンのニュアンスを感じる味わいです。
甘く軽やかで飲みやすいアイテムでしょう。
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ベンリアック スモーキー12年 スリーカスクマチュア―ド
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バーボンバレル、シェリーカスク、マルサラカスクで熟成させた原酒を使った「ベンリアック スモーキー12年 スリーカスクマチュア―ド」。
メープルシロップやカカオ、ローストアーモンドや塩レモンの香り。
味わいは、チェリーやヘーゼルナッツ、ダークチョコレートなど。
甘酸っぱく、飲みやすい風味が特徴です。
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ベンリアック 21年 フォーカスクマチュア―ド
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バーボンバレル、シェリーカスク、バージンオークカスク、ボルドーカスクで熟成させた原酒を使用した「ベンリアック 21年 フォーカスクマチュア―ド」。
スターアニスや砂糖漬けの柑橘のような香りで、バニラやシナモン、柑橘の味わいです。
甘さをしっかり感じるアイテムだといえるでしょう。
ベンリアック 25年 フォーカスクマチュア―ド
![](https://peaty.club/wp-content/uploads/2024/03/ベンリアック-25年 フォーカスクマチュア―ド.jpg)
バーボンバレル、シェリーカスク、バージンオークカスク、マデイラカスクで熟成させた原酒を使った「ベンリアック 25年 フォーカスクマチュア―ド」。
アプリコットやダークチェリー、ヘーゼルナッツ、チョコレートの香りが特徴です。
味わいは、オレンジやシナモン、焼いたフルーツなど。
ベンリアック 30年 フォーカスクマチュア―ド
バーボンバレル、シェリーカスク、バージンオークカスク、ドウロポートカスクで熟成させた原酒使用の「ベンリアック 30年 フォーカスクマチュア―ド」。
オレンジやくるみ、シナモン、カカオのような香りが特徴です。
味わいは、ハチミツやチョコレート、レーズンなど。
まとめ
ベンリアック蒸留所についてまとめました。記事中でも紹介したように、とても多くの種類のウイスキーを作っている蒸留所です。樽やモルトによる違いを是非味わってみてください!